●夜回り先生●　

以前、テレビで【夜回り先生】の番組が紹介されているのを見て、本を読みました。

非常に考えさせられました。

教育というのは、誰しも好む好まないに関わらず、暴力的にその環境を押し付けられます。

不完全な人間に、不完全な人間が教育を行うため、そこに歪は発生します。

悲しいことに、現行の教育制度では、「歪」を抱えてしまった生徒に対する教育方法は、
「除外」です。

ここに、
《　個性を殺す教育　＝　出る物打たれるの社会文化　＝　日本の競争力の世界的下落　》
という数式が成立します。

歪　＝　個性　でもあります。
生物の進化とは、普通カテゴリーから特出した　「個性」から生まれます。

企業もそうです。
グーグルは、
他の企業がやらないこと　＝　イノベーション（技術革新）　
を行ったからこそ、繁栄したわけです。

つまり、個性を殺す文化に、進化はないです。
　

水谷先生は、歪を抱えた生徒に優しく接します。

「いいんだよ、いいんだよ、生きてさえいれば。」

と。

往々にして、子供は、悪くない。
子供は社会や家庭環境に依存する存在であるから。

漫画もあります。
活字が苦手な方には。