●三国志-前編●
兎に角長い。
そして登場人物の多い(推定数千人)本です。
「こんな本、よく読むな・・・誰が読むんだろう」
とか思いながら五年前にさくっと読みました。
今回は、漫画が出ていたのを発見し、リマインドをかねて読んでみました。
血みどろの人間ドラマと、ありえない歴史話に花をさかせながらストーリーは展開します。
内容は、色んな人が出てきて、戦争し、消えていく諸行無常の繰り返しです。
面白いのは、すべての登場人物や展開するストーリーがパターン化され、全ての人は何れかの型に当てはまるのです!!
そして、成功者も例外は無く、全ての人間はパターンに落ちている地雷を踏んで爆発します。
・成長
↓
・舞台に登場
↓
・戦いに参戦していいところまで行く(小さな成功)
↓
・負けて死にそうになるか、0ベースに戻る(なぜか、必ず失敗する)
↓
・反省
↓
・またいいところまで行く(中成功)
↓
・・・
まさにPDCAサイクル!
=============wikiペディアより=======================================================
※PDCAサイクルという名称は、サイクルを構成する次の4段階の頭文字をつなげたものである。
1. Plan (計画):従来の実績や将来の予測などをもとにして業務計画を作成する。
2. Do (実施・実行):計画に沿って業務を行う。
3. Check(点検・評価):業務の実施が計画に沿っているかどうかを確認する。
4. Act (処置・改善):実施が計画に沿っていない部分を調べて処置をする。
=============wikiペディアより=======================================================
なんか、現代も一緒ですね。
ぼくはクライアントにも業務上、このことをよく説明するのですが、なぜかみな同じパターンにはまって地雷を踏みまする・・・・
曹操という覇権を握る人物ですら、
戦闘時 : 一万人
終戦時 : 全滅して1人で逃げる
の戦を経験してます。
で、仲間を失った悔しさからこんなことを言うわけです。
よろしい、天よ我に百難与えよ。
我乱世の奸勇とならずとも、一勇にはなってみせる!
「だったら、はじめから深く考えようよ・・・」
———後編へつづく————