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●【『グーグル(Google)』という名の世界政府】●

2008年12月2日 | カテゴリー:社長ブログ

こんにちは、郡です。

最近、僕のブログの内容がぬるーいとのフィードバックがありましたので、ちょっと堅いことでも書いて見ましょうか。
そんな今日の題目は、

★【『グーグル(Google)』という名の世界政府】★

皆さんは、グーグルをどの様に認識していますか?
ヤフーやMSNといった検索エンジンとグーグルの違いは?

実は、ヤフーやMSNといった検索エンジンとグーグルを同じ枠にくくること自体が間違いなのです。

結論から言うと、

━━━━━━━━━━━━━━━━━━ point ━━━━━━━━━━━━━━━━━
グーグルのアイデンティティ(存在意義)自体が、検索エンジンという言葉では
全く括る事のできないとてつもない構想の下に成立

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それをを以下にまとめると、

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(1) 「世界中のありとあらゆる情報を整理し尽くす」というグーグルの構想の大きさと、グーグルという会社の個性の質について。

(2) この大きな構想を実現するために、情報発電所とも言うべき巨大コンピュータ・システムをインターネットの「あちら側」に構築してしまったことについて。

(3) その巨大コンピュータ・システムを、チープ革命の意味を徹底追及した全く新しい作り方で自製し、圧倒的な低コスト構造を実現したことについて。

(4) 検索連動広告「アドワーズ」事業に加え、低コスト構造のインフラが存在して初めて可能となる秀逸な「アドセンス」事業を構想・実装し、大変な収益を上げていることについて。

(5)「知の世界の秩序の再編成」に「富の再配分」のメカニズムまで埋め込んだ凄さについて。

(6) 二〇世紀までのどんな会社もやったことのないようなやり方で、社内の組織マネジメントに新しい思想を導入し実践していることについて。

(7) 既に存在する多くのネット企業のどの会社とも全く似ていないことについて。

(「ウェブ進化論」P49-50より引用)

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こんな感じです。

(1) 「世界中のありとあらゆる情報を整理し尽くす」

ポイントは、『ありとあらゆる情報』というセンテンスです。

ありとあらゆるとは、人類が知的生活を始める前、つまり、《宇宙が始まってから現在に至るまで》のすべての情報です。
経済、科学、歴史に始まり、株式市場や、強いてはあなた自身の個人情報をすべて整理してグーグルの引き出しに入れてしまい、必要に応じていつでも情報にアクセスして取り出せる状態にしてしまうのがグーグルの目的なのです。

プライバシーも思い出もすべてです。

【最終目標は、世界政府を造ること】

世界には数百の国家が存在します。

そのことによって戦争が生じ、人々の貧富の差は増大します。

人類史の歴史とは、つまり戦争の歴史です。

グーグルは、人類史上で実現できなかった国家の統一を情報のフィールドからアプローチして統一を果たそうとしているのです。

既存の国家を統一し、グーグル通貨という名の貨幣を発行し、強靭な力を得てこの世界のシステムを根底から変革しようとしています。

夢が大きくないですか?

僕自身は、同じ経営者、そして情報産業にかかわる者として心底畏敬の念を覚えます。

グーグルという会社の本質を知れば知るほどに鳥肌が立つ事をお分かり頂けるでしょうか。

お分かりいただけない方は、これを機にお分かりいただいてください。

これが、検索エンジンを代表するグーグルの本質と、その未来の形です。

※参考 SEOガイド

http://www.cyber-scene.jp/xoops/modules/d3blog2/details.php?bid=31

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