●失業率が高いので、ちょっと起業について考える●

失業率が高いので、今日はちょっと起業について考えてみようと思います。

僕の周りでは、優秀な若い方達ほど、
「起業したい」
「このままの状況ではいけない」
と、現状に違和感を感じている人が多い、ようです。

かと言って、現在の給与（ライフライン）を切り捨て、リスクをとって勝負するための「始めの一歩」を踏み出す人はあまりにも少ない。

何をどのように始めればいいのか分からないだろうし、不安や不確定要素があまりにも多いからだと思います。

僕自身、実際にマーケットの第一線に身をおいて、「ビジネスを造る側」に立って初めて知ることは沢山あります。

例えば、

・「リスク」は　≪　テイク　≫　するものではなく、　≪　ヘッジ　（回避）　≫　するもの

・「強く」なることを切望するのではなく、「変化に適応するスキル」が重要

・きれい事や一見綺麗に見えるプロセスも、結果が出なければ何の意味もない

・売り上げが赤字の社会企業家より、雇用を生み出す外資のハゲタカファンドの方が社会貢献度は高い

そして、起業する上で大切なのは　≪能力≫　よりも　≪エネルギー値≫　だと僕は思っています。

リスク的な観点からも、団塊世代の方達の時代とは違い、ライフサイクルが30年しかない会社に命を預けて就職するリスクより、ビジネスを造る側に回る方がリスクヘッジになりえるかな、と。

命までは取られないので、自分の可能性を信じられるのであれば、その一歩を踏み出す事は「あり」だと思います。

一度しかない人生、常に命の時間を消費している生活において起業が自分の生を輝かせられる方法であると思うなら、あとは踏み出す勇気だけが必要だ、

と言いたいのですが、言ってしまうときれい言になってしまうので、付け加えさせてください。

「勇気を蛮勇で終わらせないために必要なこと、戦略性を持つこと」

そして明確な事実は、失敗するしないにかかわらず、その一歩を踏み出せる人にしか環境や未来、何かを変えることはできないという事です。

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