●千葉、茨城 被災地視察●
震災について、我々が何をすべきかを考えるため、現地を視察して参りました。
2011年4月1日
国連支援交流会の復興支援スタッフとして、千葉県旭市から茨城県いわき市の周辺までを海沿いを通りながら、
視察してきました。
一部被害の大きかった区域もありましたが、復旧作業等も進んでいました。
【被害を受けた現地の様子】
津波による建物の崩壊、液状化による道路と電柱の被害が深刻でした。
液状化の地割れ
千葉の避難所の小学校にも行き、当方は、弁護士と医師を提供できる旨を伝えましたが、 被害範囲がとても狭いため、まわりの役所指導によるフォローで事足りている感じがしました。 現在深刻なのは原発付近や津波の打撃が大きい、物資の流通がきちんと機能していない、 情報がきちんと届かない領域であると思いました。 その領域には自衛隊等の専門家が対応しているものと思われ、自衛隊でも無理な 領域は素人にも限界があると思います。 東京に帰ってきて思ったのは、千葉・茨城はもう平常時の町の風景なのに、 東京の自粛モードは脅迫観念的な感じがしましたね・・・ 都内の一般人がすべきことは、東京の生活と経済を普通に戻し、きちんと消費活 動を常時水準まで戻すこと、でしょうか。 あと、情報に惑わされないことですね。 これからの被害は経済的な損失・雇用問題が非常に大きくなることが予想されます。